歴史はロマン
2019年03月20日
地域の不動産業者の方々と「シニア歴史倶楽部」を発足しました。「灯台下暗し」の例えのとおり、歴史と言うと、旅行を兼て意外と遠方の社寺、城、城跡、各種の史跡等々へ足を運ぶことが多く、身近な所にある歴史上由緒ある史跡等を訪れていない方が多いことから、身近な史跡、社寺へ足を運び、ボランティアガイドさんの案内や、由緒あるお寺の住職さんから、分かり易い歴史の勉強をしています。
昨年は、「熱田神宮」や「美濃路散策と清州城」を共にボランティアガイドさんの案内で、身近で知っているようで知らなかったという
新たな発見の数々に出会うことができました。
又、今月はオフィスから地下鉄で20分の「上前津」駅近くの大須商店街の地域にある、「大須観音」「万松寺」「三輪神社」「清浄寺」
等々の由緒ある社寺を訪れました。大須観音は通称名で正式には「北野山真福寺宝生院」というお寺さんで、第55代岡部貫主から、創建から
今日にいたるまでの貴重な話しを聞かせていただきました。その昔、承久の乱で天皇家と武家の対立により、天皇家側の城郭の意味合いから
現在の岐阜県羽島市大須の地に開山されましたが、家康の命により現在の地へ移り一大中心地として繁栄したその地は、通称名の大須観音、から「大須」となる地名の由来となりました。貫主の話しの中で、日本最古の「古事記写本」等1万5千巻に及ぶ国宝や重要文化財の書物を
木曽川と長良川の中洲にあった岐阜羽島では、度々の水害に遭い、又名古屋へ移転後は、戦災より本堂始め寺の大半が火災に遭うなかにあって、これらの書物保存を守り抜いてきたことに、感銘を受けました。・・・
大須観音の次に訪れた、織田家の菩提寺「万松寺」では住職に寺の案内や由緒等の説明を受け、次に職員の案内により、システムの異なる「納骨堂」を見学してきました。