歴史にのこる1年は「人間万事塞翁が馬」!
2020年12月24日
今年も「歴史に残る2020年」という1年の幕を閉じようとしています。
年初から、新型コロナウイルスの猛威に振り回され続けた1年でした。
昨年までは、全国のデパートやドラッグストアー、量販店などの店頭や
ホテル、観光地などでは。訪日客でゴッタ返し、それらの店や観光業界等
では、濡れ手に粟! の勢いで、利益を得ていました。
ところが、新型コロナ感染拡大でインバウンド客が、蒸発してしまい
又、感染を防ぐべく、国内でも外出自粛の波が広がるなどによって、
宿泊業、飲食業等では昨年比80~90%もの売上減に見舞わられている店
もあるなど、苦境に喘いでおられるのが現況です。
不動産業界では?在宅勤務の広がりでオフィス需要が減り、外出の自粛
によって商業施設などでは撤退するテナントも出始めており、名古屋市で
7月1日時点の基準地価調査では栄地区で8.9%地価が下落するなど、
コロナ禍がさらに長期化すれば、商用地では影響は避けられないでしょう。
一方で、住宅地においては現時点では、コロナによる影響は全くみられず
テレワークが広がれば、郊外の住宅需要の高まりから、分譲業者の方々から
需要増さえ見込まれる。・・・と楽観論が大半を占めています。
又、超低金利の続く限りにおいては、あり余ったお金の行き先としては、
やはり、収益不動産に向かうのではないでしょうか?
さて、来年はどうなる? 神のみぞ知る ! というところでしょうが、
昨今の報道によれば、来春にはワクチンの接種も始まる予定とか・・・
新しい年が、穏やかに暮らせることが出来るよう祈るばかりです。