渋沢栄一の激動の幕末から明治維新その先へ
2021年04月18日
NHK大河ドラマの「晴天を衝け」も、今は幕末の混乱期の歴史のおさらいで、
ペリーの来航に端を発し、尊王攘夷か佐幕か、全国各藩のなかでも混乱を招き
安政の大獄を境に尊王派と佐幕派の対立の中で、主人公、渋沢栄一も否応なく
そ大波の中に翻弄されて行きます。
幕末期の同時代に歴史上誰もが知る、土佐藩の坂本龍馬。薩摩藩の西郷隆盛、
大久保利通。長州藩の吉田松陰、高杉晋作等々は、年齢的に大河の主人公の
渋沢とほとんど同年代でありながら、京都の表舞台で切った張ったの場面で
登場することがなかったことから、歴史上現れる機会が無かったのか?
ドラマもまだ始まったばかりですが、「論語と算盤」の渋沢の教えは
グレイゾーンを物ともしない営業、経営手法でも業績さえ伸ばせば良しと賞賛
されるという殺伐とした昨今、公に重きを置いて多くの企業を創設していった
渋沢栄一の成長が楽しみです。