メール誤送信で信用失墜に! 送信前確認を
2022年03月18日
テレビのワイドショーや報道番組で、政権の代弁者として連日各局に登場していた
政治ジャーナリスト、「T」さんが2月から、全く目にしなくなりました。
政権が変わって、官邸取材力が衰えたことによるものか?と思っていましたが、
Tさんご本人の、致命的な「メール誤送信」が原因のようだったとか!!
事の発端は「T」さんが会合の日程調整についてのメールを「CC」の同報メールで
無関係の人たちに一斉送信してしまったもので、その数たるや、324件、と!
CCメールのため、宛先のメールアドレスも丸見えの状態だったと。
宛先は、出版社、テレビや新聞記者にはじまり、政治家や秘書など多数含まれており、
官庁職員も多く、アドレスなど個人情報も流出させてしまい、霞が関関係者からは
サイバー攻撃などの糸口にもされかねなと、懸念を示しているようです。
情報源、取材源の秘匿は、記者が守るべき大原則であり、同報された立場ある方々は
憤慨されており、この信用失墜の回復を図ることは、できないでしょう。
これぞ正に「自爆」そのもので
我々も、これを他山の石として、送信時には慎重にしなければと感じ入っています。
以上、月間誌「選択」3月号より。