円安加速、20年ぶりの131円台大丈夫?
2022年04月30日
5月の大型連休前の4月28日に円安が加速し、20年ぶりに1ドル131円台をつけました!
原油高による原材料費の高騰やロシア制裁による影響に加えての、超円高は暮らしや企業の活動に
大きな影響が出ています。消費者にとっては、電気代、ガス代などの値上げに加えての、毎日の買物
や外食の費用がかさみ、生活を圧迫しており、頭を悩ませています。企業にとっても、円安はプラス
とマイナスの両面あるもの、この円安は中小零細企業や商店、外食産業などで対応を迫られています
1ドル70円台や80円台という超円高の頃には、自動車等輸出企業で悲鳴を上げ連日その実態と経済へ
のマイナス影響を大きく報じていました。・・・が、逆に当時の円高で相当恩恵を受け、潤っていた
企業商店等では商品価格を値下げしたり、社員の給与を上げるなどの対応をされていたのでしょうか?
損したときは、他人のせいにして大きく叫び、得したときは、にんまりと黙ったまま!・・・
株価や投信などで損したときは、証券会社や銀行を攻め、得したときは自らの手柄にしてしまう!!
・・・じゃないですか?
それにしても、この円高は何時まで続き日本経済にどのような影響を与えるのでしょうか?
円高要因に、米欧と日本の政策金利にあるものの、日銀の黒田さんは、「円安阻止より金利抑制」と
あくまで金融緩和を優先する姿勢を鮮明にしており、安部さんも外野から声援の旗を振っています。
識者の間では、来年4月の黒田日銀総裁の任期までは、このまま続くであろうと論じていますが!
でも、米欧との政策金利差が大きくなれば、どこかの時点では日本も政策金利を上げざるえなくなり
どの時点でどの程度の利上げがされるのか?日本企業は注視しているはずですが、不動産業界でも
当然、住宅ローン金利次第で、住宅産業の需給バランスに多きく影響を受けますので、ご用心を!!