最高益33兆円 上場企業3月期見通し!
2022年05月14日
東京証券取引所に上場する企業の2022年3月期決算発表がピークを迎えました。
旧東証1部企業の最終利益の合計は、計約33兆円と4年ぶりに過去最高を更新する見通し!・・と
コロナ禍で落ち込んだ経済活動の回復と、円安が追い風となったのが大きな理由のようですが、
ウクライナ情勢の長期化や、欧米の金融引締め等リスクも抱えており来年度は減益を見込む・・とも
それにしても、連休前までの経済を巡る報道といえば、原油高や円安による輸入品価格の高騰による
物価上昇など、国民が落ち込むような経済ニュースばかりでしたが、連休明けに飛び込んできたのが
決算発表のニュースで、不動産大手の三菱地所と住友不動産も利益が過去最高となった! とのこと
ドル円相場が、1円の円安になると400億円のメリットを受けると言われているトヨタ自動車は・・・
売上高が31兆3795億円、営業利益は2兆9956億円と、過去最高を記録したと発表していました。
我地元の名古屋、中部経済は何といっても「トヨタ自動車一本足経済」とさえ言われていることから
トヨタを中心とした製造業の踏ん張りに期待するのみです。
でも、円安という強いフォローの風が、強力なアゲインストの風に変わる可能性もあり、
外部要因の風頼りに、浮かれてばかりにはいられません。