「不動産いつ売る?」「今でしょ!」
2022年06月19日
名古屋市東部住宅地の地価上昇は、激しさは増すばかりです!!。が、この先も続くのか?
名古屋市の南西部は、名古屋駅周辺も含めて、その昔は海で標高が低い上、地盤も弱く東南海地震が
発生すれば、津波や土地の液状化など甚大な被害を受けると想定されることから、名古屋市東部は
高台で地盤も安定しており、水害の被害等を受ける恐れも少ないことと、地下鉄等の交通便等の立地
も良いのが人気の理由とされています。
その他に名古屋東部の立地といえば?トヨタ自動車本社、工場等のある豊田市、みよし市等に近く
通勤にも便利で、トヨタ社員の方々も生活の利便性等から、豊田市内より名古屋市内を望む社員の方
が多く、高収入のトヨタ関連社員なら少々高額でも取得が可能でることも上昇の一つの理由とも!
但し、上記2つの他、昨今のこの地域の住宅地価上昇の最大の要因は、
地元分譲業者に加え、首都圏等から名古屋へ進出してきた、大手分譲住宅各社が、最近拠点を増強し
用地取得競争に拍車がかかり、上場企業故に利益を上げるのは当然としても、売上を計上するために
先ずは、用地取得が第一であり、差別化は、高く仕入れる以外に手法はなくライバルより高値を提示
しての奪い合いが地価上昇を煽っているのが現状です。
この先は?
多くの業者は、バブルやその崩壊、又リーマンショックも経験していることから、土地が高騰した上
建築費高騰もあり、どこかの時点で消費者たる分譲住宅の購入者が手の届かない価格帯や、その時期
を見計らっていると思われます。それが何時なのか?
又、最近の円安や金利上昇懸念等の要因も加わり、目が離せまず注視する必要に迫られています。