リニア開通でどうなる?どうする名古屋!?
2023年02月27日
東海道新幹線の営業運転が始まった約30年前の1992年当時、深夜の保線作業の関係という名目で、
東京発の下り始発列車1本が、京都と名古屋に止まらないダイヤとなっていたため、名古屋飛ばしと
呼ばれJR東海の地元名古屋の政財界から反発が巻き起こった!と2月19日読売記事が報じていました
が、当時の怒りの声は、今でも鮮明に覚えています。
さて、その名古屋は、リニア開通により名古屋の立ち位置は?どのように影響を与え、どのような
影響を受けるのか?・・・正に「どうする名古屋!」行政や経済界は取り組んでいるのか、否か?
実際、リノアの開通により名古屋ー品川間は40分で結ばれることとなり、言うまでもなく利便性は
増します。・・・でも時間距離が縮まると、どうなるのか?
名古屋と近郊の都市部を結ぶJRや名鉄などの私鉄も競争により、以前に比べ早く便利になりました。
岐阜から名古屋は、JR快速で19分です。岡崎市や豊橋市なども便利になりました。
岐阜には高島屋デパートがありますが、行政の支援などにより、かろうじて存在しています。・・・
が、JR快速19分で名古屋駅に到着すれば駅も真上には高島屋があり、地下鉄2駅で名古屋の中心地
栄にでれば、三越、松坂屋などあり若い方々は「買物は名古屋で」と決め込んでいるようです。
この利便性の高まり、豊田市や岡崎市、豊橋市などではデパートは撤退してしまいました。
ちょっと心配なのは、これらを見ているとリニアの40分が・・・
名古屋かた東京に吸い取られるストロー効果が不安視されています。むろん名古屋市もそれえの対応
すべく総合計画等を策定されたはいますが、市民にはその真剣さが伝わっていないのが現状です。