米銀行破綻で、リーマンショックの再来か?
2023年03月18日
リーマンショックの再来か?・・と危惧される事態が!米国の、シリコンバレー銀行、シグネチャー
銀行、の経営破綻と ファーストリパブリック銀行への米大手11行による支援表明・・・等々
物騒な話が飛び込んできました。更にシリコンバレー銀行の親会社が米連邦破産法第11条(日本の
民事再生法に相当)の適用を申請したと報じられています。
これら金融界の破綻の連鎖を避けるべく米金融当局が、破綻した銀行の預金を全額保障するという
異例の措置に踏み切り、当面は金融システムの崩壊はないであろう!とも伝えれれてはいますが、
今回の破綻の要因の一つは、FRBが短期間にインフレを抑えようと異例のスピードで利上げした
ため債権に大きな含み損が生じ、更には預金の流出が重なったことによるものである・・・と
因みに米国では銀行が破綻した場合、一人当たり原則25万ドル(約3300万円)までの預金が保護
されるがSVBなど今回破綻した銀行は大口顧客が多く預金の9割に当たる約1500億ドルが対象外
になる恐れがあったことから引出しが殺到して預金が不足するとの懸念が信用不安につながった。
・・・一応、預金全額保護の措置によって収まっていますが、
本当に落ち着くのか?否か?当面の間、注視する必要がありそうです。
米国がくしゃみをすると、日本は風邪をひく。といわれていますが、今回は米銀行の特殊な事例
であるとして日本には影響はないであろうと楽観視されていおり、
そうであれば良い。・・・と祈るばかりです!