どう変わるのか?チャットGPTの活用で!
2023年04月23日
『チャットGPT』・・オープンAI社が開発した 対話型AIの使用 利用方法等の活用を巡る議論が世界中
で加熱しています。昨年11月に発表されたばかりにもかかわらず、既に一部の役所では、役人が作成
し た長い 文書を、チャットGPTによって要点をとまためた短い文書に編集したり、提示したテーマに
沿った作詞作曲ができたり、旅行業者が目的地や予算を提示したら旅行の工程表が作成できたり、又
大学で論文をもチャットGPTに頼ったりと、問題点の指摘を受けながらも、既に活用されています。
私が創業した50年程前は、文書や表の作成は、手書き又はタイプライターで、通信手段は固定電話
又は、短い文字情報を伝達するポケットベルのみでしたから、いちいち電話帳で調べる手間を省くべく
電話番号も、私も含めて多くの方々は50~100件程は「記憶=自分の“脳”」に入っていました。
当時の超アナログ時代は、文書も手書きにより、その内容も長期間“脳”にインプットされたまま保存
され記憶に残っていました。が、キーボードを打つだけのパソコンの入力作業やスマホ入力操作では
人間の”脳”には記憶として残っている可能性は少ないと思われます。
”チャットGPT”が誰でも活用できるようになれば、キーボードも打つことなく話すだけで文書の作成
や商談、問題解決をも可能となることから、“脳”の劣化が進むことは間違いないでしょう?・・・
更には、この人工知能により、多くの職業で職を奪われる方々が出てくるであろうと指摘されており
便利さ故に計り知れない代償を払わされる可能性があると想定されています。
これまでの50年と今を比較すればあらゆる面で隔世の感を覚えますが、これからの10年先、20年先、
30年先、更に50年は想像すらできませんが、チャットGPTに限らず、”人工知能”の更なる技術革新
がドンドンと進めば、人の”脳”以上に”外付けの脳=人工知能”が勝手に行動するというアニメや漫画の
ようなことにならなければよいのですが!!
人工知能はあくまでも、豊かな生活を送るための便利で使い易いツールに止め置き、人間はあくまでも
暖かい血の通った人として、豊かな人間性を保つことができる世の中であってほしいものです。