小牧山城のボランティアガイドにあっぱれ!
2023年05月24日
名古屋市、昭和区 瑞穂区 天白区 の不動産業者仲間の同好会「名南東歴史探訪倶楽部」のメンバー
と共に「小牧山城の歴史散策」へと、先週末に足を運びました。実は先月に小牧市内の親しい友人が
経営する不動産会社を数年ぶりに訪れ、久々の歓談を楽しむのと併せて小牧山城の話にも花が咲き
その帰り道に小牧山城へと立ち寄り、今回の歴史探訪倶楽部の下見がてらに見分してきました。
いつも、城跡、社寺などを訪れる際には、必ずボランティアガイドを予約して出かけるようにして
おり、今回も同様にガイドさんに案内していただきましたが、今回のガイドさんは最高でした!
当初築城した信長の石垣や秀吉との戦いに備えて土塁や堀、虎口などの防御施設を備えた陣城へと
大改修した史跡の現場を見ながら詳しく説明を受けましたが、歴史にIF(もしも)があったならば、
10万の秀吉軍に対し、小牧山城に陣を構えるとはいえ、約2万の家康軍をなぜ倒せなかったのか?
家康が北条、長曾我部、佐々、雑賀衆などと共同戦線を画していたことから、黒田官衛兵、加藤清正
など名だたる武将は大阪の守備に就いており、彼らが小牧山城の攻撃にへ挑んでいたら? など
楽しく解説を加えておられました。
更に、家康が天下を取ることができたのは江戸時代の歴史家、頼山陽が「大阪にあらずして関ケ原
にあり、関ケ原にあらずして小牧にあり」と言われた如くに、小牧長久手の戦いがあってこその家康
の天下である・・・とガイドさんは誇らしげに語っていたのが印象的でした。
又、長年ガイドを務めておられ、更に小牧市内で長年に渡り物販業の商いをされいたこともあってか
”好男子”ならぬ”講談師”としても通用するほどトークも滑らかで、しかも丁寧に、”小牧愛”に溢れた
ガイドさんで、最後に我々メンバー全員が帰りのバスに乗るまでお付き合いしていただきました。
・・・感謝・感謝!!に尽きます。
NHK大河も、三方ヶ原の戦いも終え、武田勝頼との長篠設楽原の戦い、そして本能寺の変で大阪堺
から伊賀超え、そして織田信雄と同盟して羽柴秀吉と戦った「小牧長久手の戦い」へと進むこととなり
ドラマ上ではどのように小牧山城が描かれるのか?
ガイドさんも楽しみにされてみえることでしょう。