植田さん 金利のある時代は何時来るの?

2023年09月29日

長期金利は、ゼロ金利、そして短期はマイナス金利、という状況は何時まで続くのか?マクロ経済を

見る限り、現段階での金融政策維持はやむ得ないとしても、これってどう見ても異常事態ですよね!

この金融政策の ”見直し” に関し、 "正常化”と表現される識者の方が増えてきました!!

 

日銀総裁は、2%の物価上昇と併せて「持続的な賃金上昇」を伴う好循環への道が見通せないから

緩和維持すると判断され、持続的な賃金上昇と2%の物価上昇すれば、緩和修正に応ずるとのこと!

 

確かに、住宅ローンで変動金利で借り入れされている方々が金利負担に耐え切れなくなれば大変で、

そのためにも、ある程度変動金利が上昇しても対応できるような賃金上昇は、住宅不動産保有者に

とっては、必須条件です。

 

因みに、米国をはじめ欧米では多くの国々では固定金利が大半で、変動金利が7割を占めるのは

スウェーデンと日本だけです。そのスウェーデンでは政策金利の上昇により、変動金利も上昇し

不動産の販売低迷と価格下落により不動産不況に飲み込まれようとしておあり、日銀の植田総裁

も、注視されているに違いありません。

 

東京は不動産価格の高騰が続いていると言われていますが、この価格が天井となった状況の中で

マイナス金利が解除され、変動型の住宅ローン金利が上昇したならば?スウェーデンのようにな

らなければ良いのですが!

 

そこで、新規に住宅ローン融資で住宅を購入される方で、収入面などで充分に余裕のある方なら

変動金利でも構いませんが、あまり余裕のない方であれば、長期金利のローン融資がお勧めです。

金利面では変動であれば、0.4%前後ですが、長期金利も上昇したとはいえ1%台であり、安心を

買うつもりで、フラット35 又は、銀行の25~35年の長期ローン検討してみてください。