新年の始まりは、能登地震と飛行機事故から

2024年01月13日

2024年の元日に、お正月気分を吹き飛ばしたのは、震度7を記録した「能登半島地震」で広範囲

に及ぶ数多くの地域で家屋の倒壊や津波被害などで200人以上の方が亡くなり、未だ、安否不明者

が30人近くおられ、困難を極める被災地の状況が伝えられる毎日です。亡くなられた方々のご冥福

をお祈りするとともに、被災者の生活の安定と、一日でも早くの、復旧,復興を願うばかりです。

 

更に翌2日には、羽田空港でJAL機が能登半島の災害支援に向かう海上保安庁の機体にぶつかり炎上

し、JAL機の乗客乗員は奇跡的に無事脱出できたものの、海上保安庁機は機長以外乗員全員亡くなる

いう痛ましい事故が発生してしまいました。

 

このような、衝撃的な震災と事故に始まった”新年”はどんな ”年” を迎えることになるのでしょうか? 

 

目下のところ、日経平均株価は、海外投資家の ”日本株" 買い越しにより連日右肩上がりの勢いに

乗っていますが、実体経済に連動しているのか? ・・・株価にも大きく影響を与える金利動向!

日銀は何時になったら「金利のある世界」へと舵を切るのでしょうか?

年内にはその時がくると信じ、その時は何時なのか? 誰もがを目を凝らして注視しています。

 

日銀といえば ”今年は改札の年”  7月に5千円→津田梅子・1万円→渋沢栄一・千円→北沢柴三郎・・

・・・と新札の肖像が新しくなります。キャッシュレス決済の定着が進み、デジタル通貨が登場する

昨今、アナログの紙幣、貨幣の存在意義は?・・・何かが変わるのでしょうか?

 

2024年といえば、昨年から声高に叫ばれてきた「2024年問題」が正に目前に迫ってきました。

運転手や建設労働者の時間外労働の上限規制が厳しくなることで、只でさえ昨年既に人手不足による

倒産が急増しいる中、物流や建設の中小業者は、物が運べない! 工事が遅延する!大幅なコスト増!

・・・など企業の存続が危ぶまれると、危機感をあらわにしており、これもどうなるのでしょうか?

 

改めて能登半島地震の被災者の方々が安心して暮らせるよう祈るとともに、

日本国民のみならず、世界中の人々の安寧を願うばかりです。