株高 “史上最高値を視野” に上昇基調へ

2024年02月15日

日経平均株価が、「史上最高値を視野に」・・・連日上昇基調をキープしています。

販売商品の値上げや円安効果、株主還元の拡大、又、好調な米国景気の恩恵を受けた企業での業績の

上振れが目立ち、加えて「割安日本」へと海外マネーが日本へと向かい、フォローの風を受けています。

 

30年余り続いてきたデフレ基調からの脱却を図ることが出来るのか・・・!? 否か・・・!?

デフレ期であれば、資産を確実に守る手段としては、圧倒的に預貯金でした。が、モノの値段が上がる

インフレ基調では、預貯金のままでは資産が目減りしてしまうので、マネーが実物資産へ流れ始めます。

 

東京都心6区では中古マンションの売出し価格が最高値を11カ月連続で更新するなど、インフレ時代を

見据えて、金融資産から実物資産の不動産へとの流れが加速しているようです。名古屋でも同様の動き

があり、これまでは1億円台が高額物件とされてきた不動産価格が、最近は数億円の物件を求める方が

増えてきたようです。その多くがIT系などの企業経営者等に加えて、今年に入ってからは金融資産の

保有者が数多く、実物資産の不動産購入へと向かっており、不動産価格上昇を招いています!!・・・

 

・・・かと言っても、上昇を続ける不動産は、東京都心6区内の限られた希少価値のあるとされる一部

の地域や、名古屋市でも、商用地の名駅、栄地区のやはり希少価値のある一部地域と、覚王山、本山、

主税町、八事等、”ブランド力” のある住宅地域に限られています。

 

耳にタコができるほど聞かされる”2極化”は、富裕層と貧困層、増収増益の大企業と零細企業、個人商店

のみなかず、都市間格差、同一都市の中でも地価が上昇続ける地域と下落する地域、・・・この格差は

拡大する一方デス。・・・昭和の ”一億総中流” 時代は夢のまた夢としても、この格差を少しでも小さく

する政策が求められます!・・・